◆はじめに

「元の親」を親神天理王命(おやがみてんりおうのみこと)と呼びます。親神は「月日(親神のこと)には人間はじめかけたのは、陽気遊山が見たいゆえから」と教えています。人間が陽気ぐらしするのを見て、神も共に楽しみたい、そのために人間とこの世界を創った、という意味です。

◆陽気ぐらし

自分中心の心づかいや行いは慎み、他の人々を勇ませてこそ本当の陽気です。異なる個性をもつお互いが、互いの良いところを伸ばし合い、足りないところは補い合う。そのようにたすけたり、たすけられたりしながら、共に生きることが陽気ぐらしの姿であり、それが、私たち人間の生きる目的なのです。

◆神と人間

陽気ぐらしの世界は、人間だけの力で実現するものでなく、神とともに築き上げていく世界です。「人が勇めば神も勇む」と教えられるとおり、たすけ合いのなかで人はイキイキし、その姿を見て親神も勇む。親神が勇むと、生きとし生けるもの、自然全体がいっそうイキイキとしてくるのです。

天理教は陽気ぐらしの実現を目指します。

天理教ホームページから文章を引用させて
いただきました。
←詳しくは天理教ホームページをご覧下さい。